PCサウンドシステムを更新しました

ここのところ、ゲームでも、それ以外でもPCサウンドにひどいノイズが乗っていました。
特にFF14を起動すると、ノイズが激しくなってしまい、ゲームをするのが辛く感じていました。なら、ヘッドフォンでプレイというのもいいのですが、PCでのフロントコネクタも逝ってしまったようで、ヘッドフォンを接続しても音が鳴ってくれないのです。

なので、もう、いっそのことサウンドシステムを完全に更新しようと考えました。
使っていたのは、オンキヨーのGX-70Aと言う、もう古いアクティヴスピーカー(パワードスピーカーともいいます)でした。これはこれでなかなか良いスピーカーでしたが、やはり経年劣化なのでしょうか…。電源部分からのノイズがかなり入るようになっていました。
接続部や、その他の整理をしてだいぶノイズも除去できたのですが、電源部のノイズだけはどうしようもありません。なので、思い切ってPCサウンドシステムを全面更新することに決定しました。

まず、サウンドブラスターは除外。悪くはないですが、ドライバや設定アプリの出来があまりよくありません。ついでにサウンドボードによる音源も却下です。PC内部はノイズ源がいっぱいです。高性能なサウンドカードであっても、なにかしらの影響は受けます。ですので、外部音源になります。そうなると当然USB接続の音源になるわけですが、ゲーム用途だけではなく、ほかの面でもいい音が聞きたいので、ゲーミング関係のサウンドシステムは考慮から外します。
ゲームはFF14がメインですし、そうなるとヴァーチャルサラウンドに対応したものが良いのかも知れませんが、いまでは単体のヴァーチャルサラウンドソフトもありますし、Windows10の最新版にはMicrosoftが立体音響システムを搭載してくれているのでこれも考えなくても良くなりました。

ということで、普通のUSB音源…USB DACを選ぶことにしました。
ただ、一口にUSB DACと言ってもたくさんの種類があります。
これまでパワードスピーカーを使ってきましたので、出来たらプリメインアンプでUSB DACを載せたものを選ぼうと思っていました。が…そうなるとそれなりのお値段がします。そこで、最近わりと評判が良くなってきている中華アンプDACを試してみようと思い立ちました。
中華アンプと言ってもいろいろあります。
調べてみると製品はよいものの、品質に問題があったりするものもわりと見かけましたので、悩んでいたのですが、最終的にFX-AUDIOのD302J+と言う製品にしました。これはあまり悪い評判を聞かないですし、実際に使ってみて、コンパクトでも音がよいものでした。また、わたしの使い方にぴったりあっていました。と言うのも、わたしは地上デジタル放送もPC用のモニターで視聴しています。東芝のREGZAチューナーで受信し、HDMIで映像/音声を出力し、ディスプレイのヘッドフォン端子からステレオミニ>RCA端子へ変換するケーブルを経由してD302J+に出力しています。だからこそ、この中華デジアンを選んだのです。
が…実は、購入を考えた時は、どのオンラインショップも品切れでしたw
ぐぬぬぬ…と思いつつ探してみたら、国内でFX-AUDIO製品を扱っているNFJがヤフオクに出品していました。価格は…通常の通販と変わりませんでしたが、もう即決。無事に落札し、翌日には届きました。
しかし、まだ中華デジアンが届いただけです。
本番というか、その他の必須品をまだ購入していません! w

なので早速Amazonにログイン。
まず、大事なスピーカーです。これはオンキヨーのD-55EXで決まりです。先にも書きましたが、もともとオンキヨーのスピーカーを使っていたので、その音質は知っていますし、慣れています。さらに大事なことは、このD-55EXは2本組で1万円を切っていることと、その価格なのにハイレゾに対応していることです。
なんと、100Khzまで再生できちゃうんですね。とってもお得です。

しかし、これだけではオーディオ環境を整えたとは言えません。
スピーカーをデスクの上に直接置いてしまうと、デスクからの反射で特に低音が歪みます。そのため、スピーカースタンドとインシュレーターも購入です。
スピーカースタンドはハヤミ工産NX-B300S。これもスピーカーと同じで2台一組です。そして、インシュレーター。インシュレーターってなに? と思うでしょうが、要するにスピーカーの振動をほかに伝えないことで音質を向上させるものです。具体的にはこのへんを参照にすると良いでしょう。購入したのは、上記参照ページもランキングされているaudio-technica ハイブリツドインシユレーター AT6098です。

これらをぽっちってしまったらあとは待つだけです…。
ぜんぶが到着するまで多少の誤差はありましたが、すべてが揃ったらセッティング開始です!
まずはスピーカースタンドを組み立て、デスク上に設置スペースの確保。
スピーカースタンドの必要性はない、と思うでしょうが、実は大ありです。音楽というか、音は耳の高さでならすのが一番と言われています。なので、スピーカースタンドを使うことで理想的な位置へとあげてあげるのです。もちろん、設置してみると、スピーカーがほぼ理想の位置に来ています。また、設置にインシュレーターも使っているため、余計な振動はほぼカットしていますから、振動に由来する雑音はありません。実にクリアな音です。
さらに言うなら、USB DAC搭載の中華デジアンは格安とはいえ、オーディオグレードのUSBケーブルで接続してあり、ノイズがまったくと言って良いほどでません。その上、スピーカーケーブルもAmazonベーシックですが、それなりによいものを選びました。

これらをすべて接続して、音を出してみます…。

おお…なんという事でしょう…。

クリアでキレのあるサウンドが飛び出して来るではありませんか!

って書いておいて放置してましたww

だって、スピーカーのエージングもありますし、体調だってありますし、いろいろなことがあったんですよ!
でも、ほんとにこれらのPCオーディオシステムのアップグレードは大成功です。
スピーカーのエージングも進み、コンパクトなブックシェルフスピーカーですが良い音を鳴らしてくれていますし、Foobar2000でハイレゾを再生してみてもしっかりと低音から高音も再生してくれます。
約3.5万円の投資でこれだけのアップグレードが出来て、大満足でした。

Wolfgang Kahn について

新生FF14、Titanサーバで活動中のアウラ・ゼラ、ヴォルフガング・カーンともうします。 どうぞ、気軽にウォルフとお呼びくださいませ
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